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私の死後には、有料サーバー利用のこのウェブサイトは確実に閉鎖される為、自分の死後においても、人類が知るべき重大な内容と確信している韓国人に関する遺伝的事実をライブドアブログ及びアメーバブログにほぼ同じ内容で保存。
複数の集団遺伝学論文から朝鮮人=韓国人D NAの遺伝的構造の特殊性は疑問の余地が全くありません。
上の図は下記の集団遺伝学論文の附属資料から。
@Whole genome sequencing of 35 individuals provides insights into the genetic architecture of Korean population
Wenqian Zhang et.al
21 October 2014
(注)1
上記論文が指摘する朝鮮人の遺伝的特質・医療上の注意喚起は、次のとおり
*朝鮮人固有の変異は、極度に集団内の一部の者に集中している。(サンプル数35名の8%程度の者は極度に朝鮮人固有の変異を大量に有している)

*集団として朝鮮人固有の変異は、集団内から消滅するはずの非同義変異が他民族集団に比べ高い比率である
*従って、個別化医療に際しては、朝鮮人に対しては特段の配慮を払うことが必要である
*論文執筆者に韓国人又は韓国系アメリカ人は全くおらず、事実上はアメリカ食品医薬品局(FDA)によって書かれた論文である、
*この論文の内容はあまりにも重大なため、
韓国人DNAの特異性を明確に示す論文(アメリカ食品医薬品局)の内容紹介として、この論文だけを対象に解説記事を書いています。
AKorean National Standard Reference Variome database of whole genomes with comprehensive SNV, indel, CNV, and SV analyses
Jungeun Kim et. al
Nature 04 April 2018
韓国人による論文Aでは、朝鮮人固有の変異が、集団内の一部の者に極度に集中している点に関して同様の結論 であることに加え、集団内の変異分布が他の民族集団と大幅に異なることを本文中で明記している。これら2点は論文@の内容と完全に合致する
【上記論文から引用】
Surprisingly, however, roughly half of the variants in ‘1000GP low frequency’ were classified as ‘frequent in KoVariome’. This indicates that there exist a significant population specific biases for common and uncommon variants.
【英文の趣旨】 しかしながら、驚くべきことには、(国際的なDNA分析プロジェクトである)1000ゲノムプロジェクトで低い頻度に区分されたバリアンツ(変異)のおよそ半分が、 KoVariome(と名付けた韓国のDNA分析プロジェクトでは)高い頻度であった・このことは、ありふれたバリアンツ及びレアなバリアンツ(の分布に関して、韓国人には)重大な集団固有の偏り(=バイアス)が、存在することを示している
(注) 2
BExtensive genomic and transcriptional diversity identified through massively parallel DNA and RNA sequencing of eighteen Korean individuals
YS Ju et.al
Nature Genetics 03 July 2011
韓国人3名以上のサンプル数で初めて出された上記全ゲノムシーケンス論文では、韓国人の非同義一塩基変異が他の民族集団 に比べ、著しく高い頻度を示している旨を本文中で明言しており、論文@と完全に合致する。
【上記論文から引用】
A subset of the nsSNPs showed remarkably high allele frequencies among the Koreans studied compared to other populations, including Europeans and west Africans represented in the HapMap project.
【英文趣旨。カッコ内は英文の意味が分かるように筆者補足】
(分析対象の)部分集合としての韓国人の非同義一塩基多型(=nsSNPs)の頻度は、ハップマッププロジェクトにおけるヨーロッパ人及び西アフリカ人をはじめとする民族集団との比較において、顕著に高い対立遺伝子頻度を示していた。
しかしながら、上記全ゲノムシーケンス諸論文のサンプル数は、@の論文35名、Aの論文50名、Bの論文10名 と少ないサンプル数に過ぎなかった
このため、筆者が1000名以上のサンプル数の集団遺伝学論文を探した結果として、大規模サンプルでも、非同義変異比率が他の民族集団に比べて高いという朝鮮人D NAの特性は 完全に確認出来てます。
CA database of 5,305 healthy Korean individuals reveals genetic and clinicalimplications for an East Asian population
Jeongeun Lee et al.
Nature 02 November 2022
韓国人対象5,000名を超える大規模サンプル数の上記韓国人論文では、本文中で非同義変異が他民族集団に比べ高い比率 である旨を一切言及していない。しかし、下図が掲載されている
DA global reference for human genetic variation The 1000 Genomes Project Consortium
The 1000 Genomes Project Consortium
Nature 2015 Sep 30
対比として、singleton(個体固有)のみを対象に、上記1000ゲノムプロジェクト結果発表論文Dと論文Cを突合することは可能であり、
朝鮮人は非同義変異が他民族集団に比べ高い比率であることが大規模サンプルにて完全に確認しえ、論文@及びBと完全に合致する。
論文Dのデータからsingleton(個体固有)のみを抽出したデータ
二つのデータを比較すると、他の民族集団比べて、朝鮮人の場合には非同義変異比率が18%程度も高い。
@アフリカの人々の非同義変異比率が低いのは、人類がアフリカのみで誕生し、アフリカのみで概ね10万年程度生息していたことに対応する。
長い時間を経て他の地域に比べて非同義変異比率が低下している
A東アジア人中に韓国人は含まれていない=韓国人は国際的なゲノム分析プロジェクトである1000ゲノムプロジェクトの分析対象外であった
B朝鮮人が突出して非同義変異比率が高いことは、直近時点=過去1000年以内に朝鮮半島において何らかの特殊な事象が生じたことを意味する
singleton のみ抽出 |
非同義 変異 |
同義 変異 |
比率 |
アフリカ 661名 |
139,000 | 78,000 | 1.78 |
アメリカ 347名 |
121,000 | 67,000 | 1.80 |
東アジア 504名 |
144,000 | 79,000 | 1.82 |
ヨーロッパ 503名 |
116,000 | 59,000 | 1.96 |
南アジア 489名 |
144,000 | 78,000 | 1.84 |
では、このような朝鮮人即ち韓国人D NAの特異性が明確に発現しているデータが存在するのか?
下記のデータは、精神面で発現していることを極めて明確に示しています。

次に、何故、韓国人D NA=朝鮮人D NAにのみこの様な奇妙な集団的特性が生じたのか?
可能性として最も高いのは、高麗前期における近親相姦と近親婚の蔓延です。
高麗時代(918年〜1392年)初期における朝鮮半島では、下記論文に従えば、近親相姦(父が同じで母が異なる関係にある兄弟姉妹の間での結婚)と近親婚が多かったことは間違いない。 にもかかわらず、この重大な歴史的事実は、日本では全く知られてはいない。
論文 1
세기 高麗 王室의 構造와 編制 :
The Structure and Organization of the Goryeo Royal Family in the 10th-13th century
황향주 2022
【ハングルのグーグル機械翻訳による】
太祖は生前異腹兄妹関係の王子と王女を婚姻させ、王室の禁婚範囲を同母兄弟姉妹に最小化した。 以後、高麗朝王室では遠親から近親に行くほど婚姻を好む傾向が現れ、王室女性に王室男性との婚姻を強制する內婚規範が成立した。 太祖の子ども世代以降、王室では両親の血統を選び、メンバーを階序化した。親の內婚の可否によって、太祖の孫娘たちには王位継承権に関与する資格が差別的に与えられた。
にわかには信じがたいことであるが、この論文1の記述が正しいのであれば、初代高麗王である王建は、近親相姦を命じている。論文1によれば、その目的は王妃の外戚が跋扈することを防止することにあったという。
高麗王家では、モンゴル軍の朝鮮半島征服以前(=忠烈王以降はモンゴル帝室から王妃を迎えるのが慣例)は、完全な族内婚が実施されていたことは間違いない。
李氏朝鮮時代に編纂された高麗史によっても、高麗前期の近親婚の蔓延は確認できます。
高麗王家及び高麗支配階層の近親相姦・近親婚の慣習
高麗史(紀伝体)及び高麗史節要(編年体)における近親相姦などを記述した箇所の漢文原文は下記の通り。
*志卷第十五 日付1058年06月未来
從之 穆宗・宣宗、同父異母也。
漢文趣旨
第7代高麗王(在位:997年 - 1009年)穆宗と第13代国王(1049年10月9日 - 1094年6月17日)は、同父異母である=父が同じで母が異なる状態で生まれた子である(=近親相姦の結果、生まれた子である)
*志卷第二十九 日付1085年04月未賞
宣宗二年四月判、「同父異母姊妹犯嫁所産、仕路禁錮。」
漢文趣旨
同父異母の子=近親相姦の子は、任官することを禁ずる
【この記述は、高麗王家にとどまらず、高麗支配階層に近親相姦が極めて多かったことを明確に示します。なお、高麗史は中国正史を真似て作られた高麗時代の朝鮮半島の正史です。】
では、近親相姦を含めた近親婚の集団遺伝学から見た影響は?詳細は注3
集団遺伝学では、inbreeding load と呼ばれています。意訳すれば、(ヒトの場合には)近親相姦・近親交配による遺伝的重荷という趣旨であり、分かりやすく言えば、近親婚を繰り返しているヒトの集団では、「生殖可能年齢まで正常に成長できる子孫の数」が減少してしまう という経験的によく知られた結果が生じます。詳細は、(注)3
確かに、高麗前期の高麗王室では、子の数が少ないため、確実にinbreeding loadの影響と思われます。
(inbreeding loadは事実上、inbreeding depressionと同義であり、ヒトを含めて全ての高等生物に当てはまる現象です。一般的には、近親交配によるホモ接合対立遺伝子比率の増加を原因とする子孫の環境適応能力の低下です。このため、高等生物では本能的に近親相姦・近親婚を避けようとします。例えば、乱婚制のチンパンジーでは雌が群れを出て他の群れに移る。)
記事筆者は、複数の集団遺伝学論文が明確に示す現在の朝鮮人=韓国人D NAの特異性が生じた原因の一つとして、高麗時代の近親相姦、近親婚の蔓延による遺伝的重荷の影響の残滓があると考えています。
また、もう一つの原因は明らかに、高麗時代から李氏朝鮮時代を通じて維持された朝鮮半島独特奴婢制=奴隷制にあるでしょう。
李氏朝鮮について、フランス人のC・ダレは次のように明言している
「朝鮮事情」 C・ダレ 東洋文庫
P267〜268
朝鮮人は、男女とも、生まれつき非常に熱情的である。しかし、真の愛情はこの国には全く存在しない。彼らの熱情は純粋に肉体的なものであって、そこのは何ら真心がない。 彼らは自分自身を満足させるため、手の届く対象にはなんにでも飛びつくあの動物的な欲望、獣的本能以外は知らない。従って、風紀の腐敗は想像を絶し、「人々の過半数は、自分たちの真の両親を知らない」と大胆に断言さえできる
しかし、ダレは朝鮮半島独特の奴婢制=奴隷制の遺伝的観点からの危険性に気づいてはいない。
かつての南北アメリカ大陸に広範に存在した黒人奴隷制とは異なり、朝鮮半島では完全に同じ民族を奴隷として売買し、両班の相続対象としていた。
このことは、通常の近親相姦・近親婚と全く異なり、
「意図せざる近親相姦・近親婚」の危険性を極度に高める
例えば、両班がその所有する奴婢女性に女児を産ませ後、同じ両班男性の妻が男児を生み、その後成長した両班の男児が(両班は奴婢女性と自由に性交できるが故に)同父異母の成長した奴婢女児に子供を産ませるケースが非常に多数存在しうる。
両者は同父異母の兄弟姉妹であり、この両者の間に子が生まれた場合、完全な意図せざる近親相姦である。
同胞を奴隷としていた朝鮮史の致命的な欠点である。
画像中のROH線分図は、論文Cの付属資料より

(注)4
朝鮮人DNA(=韓国人DNA)の特異性の発生原因は?(まとめ)
高麗前期における支配階層での近親婚・近親相姦の蔓延
↓
その後のモンゴル軍侵攻による人口の大幅な減少(推計で85%減)
↓
李氏朝鮮時代の「意図せざる近親婚・近親相姦」の発生(この記事)
(注) 1 朝鮮人固有の遺伝子変異が生じている遺伝子リスト
この論文では、韓国人だけが有する韓国人固有の遺伝子変異が生じている遺伝子リストが、付属資料にてエクセル形式で additional_file_7 として公表されている
@additional_file_7 に列記されている遺伝子から、SNV-1(韓国人サンプル中の少なくとも1名が有する韓国人固有の遺伝子変異)が数量的に多い遺伝子について、グーグル論文検索で関連する疾患を個別検索すると、肉体面よりも明らかに何らかの精神疾患との関連性を示す遺伝子が極めて多い
AThe National Center for Biotechnology Information=アメリカ国立生物工学情報センター にて、例えば、統合失調症と検索し、統合失調症関連遺伝子としてNCBIが表示してくる遺伝子名とadditional_file_7 との突合結果は下記一覧のとおり。
境界性障害 | 双極性障害 | シナプス結合 | 知性 | ニューロン | シナプス | 統合失調症 | うつ病 | 自閉症 |
肝臓 対比用 |
|
gene | TPH2 | APOE | CADM1 | INTLQ2 | APOE | APOE | DAOA | CEDORA | APOE | HNF1A |
SNV1 | 89 | 10 | 121 | 0 | 10 | 10 | 8 | 0 | 10 | 13 |
gene | GRIN1 | CACNA1C | CDH1 | INTLQ3 | PRKN | DLG1 | CACNA1C | GRM7 | AUTS2 | ALPL |
SNV1 | 18 | 302 | 44 | 0 | 0 | 91 | 302 | 379 | 420 | 31 |
gene | SLC6A4 | ACE | ICAM1 | INTLQ1 | APP | DLG4 | TCF4 | ATP6V1B2 | ACE | SLCO1B1 |
SNV1 | 18 | 18 | 10 | 0 | 124 | 16 | 147 | 17 | 18 | 46 |
gene | CDH2 | DAOA | CDH2 | NBN | SMN1 | NRXN1 | MIR137 | SLC18A1 | UGT1A1 | APOE |
SNV1 | 78 | 8 | 78 | 28 | 6 | 418 | 27 | 29 | 68 | 10 |
gene | COMT | HLA-E | PTK2B | RXRA | REST | BDNF | HLA-E | SP4 | HLA-B | HLA-B |
SNV1 | 8 | 0 | 57 | 79 | 14 | 30 | 0 | 38 | 3 | 6 |
gene | ACE | MAD1L1 | ACE | COL1A2 | NRG1 | DLG2 | Disc1 | LZTS1 | BDNF | ABO |
SNV1 | 18 | 287 | 18 | 16 | 388 | 789 | 144 | 27 | 30 | 26 |
gene | MTOR | WWOX | ITGB1 | PAX5 | SMN2 | SHANK3 | RGS4 | MKLN1 | PTEN | ACE |
SNV1 | 41 | 797 | 33 | 73 | 5 | 35 | 7 | 104 | 30 | 18 |
gene | FKBP5 | BDNF | NRXN1 | LRPPRC | BDNF | PRKN | ANK3 | LY86 | PRKN | PNPLA3 |
SNV1 | 45 | 30 | 418 | 56 | 30 | 0 | 229 | 36 | 0 | 20 |
gene | DRD4 | KIT | L1CAM | PRMT6 | PCSK9 | CTNNB1 | AS3MT | LY86-AS1 | PCSK9 | GLS2 |
SNV1 | 21 | 24 | 4 | 4 | 12 | 19 | 17 | 123 | 12 | 7 |
gene | GRIN2B | GNA12 | CADM2 | DEPDC5 | UCHL1 | COMT | MAD1L1 | LINC00578 | COMT | AGT |
SNV1 | 137 | 54 | 471 | 47 | 8 | 8 | 287 | 115 | 8 | 9 |
gene | KIT | COMT | CADM3 | GYPC | SEMA3A | DRD2 | CSMD1 | ITGB1 | ESR1 | UGT1A1 |
SNV1 | 24 | 8 | 17 | 26 | 216 | 20 | 1786 | 33 | 146 | 68 |
gene | PDGFRB | ANK3 | APP | TUSC3 | ENO2 | APP | DISC2 | HOMER1 | HLA-A | KDR |
SNV1 | 16 | 229 | 124 | 220 | 1 | 124 | 0 | 52 | 13 | 19 |
gene | BAP1 | APOB | NCAM1 | CNTN4 | CTNNB1 | MAPT | NT5C2 | RORA | MECP2 | ALDH2 |
SNV1 | 6 | 20 | 102 | 485 | 19 | 33 | 26 | 257 | 11 | 18 |
gene | PRKCA | FADS1 | SNCA | AOX1 | ASCL1 | SHANK2 | DPYD | DMD | HFE | CETP |
SNV1 | 195 | 15 | 42 | 33 | 7 | 322 | 319 | 373 | 18 | 17 |
gene | CLU | FUT2 | DLG4 | ZNF365 | GDF5 | DLG3 | SCZD1 | ADM | HERC2 | STK11 |
SNV1 | 9 | 13 | 16 | 102 | 16 | 10 | 0 | 471 | 131 | 19 |
gene | CSMD1 | SYNE1 | DRD2 | UCN3 | PTEN | CXCR4 | SCZD2 | ANXA1 | RYR2 | NAT2 |
SNV1 | 1786 | 170 | 20 | 78 | 30 | 0 | 0 | 12 | 304 | 3 |
gene | DPYD | ESR1 | NECTIN1 | PISD | TP53 | WNT5A | ITIH3 | VCAN | NRXN1 | CPT1A |
SNV1 | 319 | 146 | 0 | 21 | 12 | 9 | 13 | 36 | 418 | 41 |
gene | HDAC4 | FCGR2A | SYP | ESF1 | PSEN1 | ATXN3 | SCZD6 | CDH13 | MTHFR | SLCO1B3 |
SNV1 | 191 | 24 | 2 | 21 | 28 | 20 | 0 | 600 | 13 | 147 |
gene | NR4A2 | CSMD1 | TNF | KIF16B | BMP2 | APOA4 | SCZD10 | DDX21 | CNTNAP2 | HAMP |
SNV1 | 9 | 1786 | 0 | 118 | 5 | 2 | 0 | 11 | 940 | 4 |
gene | FBXO11 | TCF4 | CTNNB1 | ELSPBP1 | BCL2 | SCZD3 | SLC6A15 | PON1 | ||
SNV1 | 55 | 147 | 19 | 16 | 73 | 0 | 26 | 118 | ||
合計 | 3083 | 4088 | 1596 | 1423 | 1004 | 1956 | 3312 | 2739 | 2711 | 522 |
1297 | 2302 | 1596 | 1423 | 1004 | 1956 | 1526 | 2739 | 2711 | 522 |
以上からして、韓国人固有の遺伝子変異は明らかに肉体面ではなく、ヒトの精神面に集中して生じてしまっている。記事筆者の推定原因は、上記大文字箇所のとおり。
(注) 2 遺伝子頻度の変動
この記述の分析が正しいと仮定した場合でも、遺伝子頻度は、人口の大幅な減少・ランダムに交配していない等の何らかの特殊事由がない限り、30世代程度(高麗時代〜現在)では大きくは変動しないはずである。

使用ソフト=R
主たるコード内容は下記。
install.packages( "datarium" )
# data.frame to be filled
wf_df <- data.frame()
# effective population sizes
sizes <- c(10000)
# starting allele frequencies 1%
starting_p <- c(0.01)
# number of generations
n_gen <- 30
# number of replicates per simulation
n_reps <- 100000
# run the simulations
for(N in sizes){
for(p in starting_p){
p0 <- p
for(j in 1:n_gen){
X <- rbinom(n_reps, 2*N, p)
p <- X / (2*N)
rows <- data.frame(replicate = 1:n_reps, N = rep(N, n_reps),
gen = rep(j, n_reps), p0 = rep(p0, n_reps),
p = p)
}
}
}
wf_df <- rbind(wf_df, rows)
plot( p )
【参考】有効集団サイズが小さい場合には、遺伝子頻度1%の変異は、消滅する可能性が高い(集団遺伝学の理論上の値である選択係数は、考慮していない)

(注) 3 集団遺伝学論文による近親相姦の子に出てしまう影響
論文 6
Extreme inbreeding in a European ancestry sample from the contemporary UK population
Loic Yengo et.al
Nature communications 03 September 2019
近親相姦の影響について、バイオバンクUKの約35万人のDNAデータ(SNP)から、125人の近親相姦例を検出した上記論文によれば通常の場合との差が大きいのは、次のとおり。
ただし、過去の論文で近親交配の影響が大きいとされた形質に関する推計である
また、論文 6 は、近親相姦を本人申告、又は、性的虐待による警察等関与によるデータではなく、SNP分析から個体ごとのFROHの値(注4)が0.1以上をもって、極度の近親交配=近親相姦と見做したものであり、0.03%という近親相姦比率を算出している。
*肺機能(最大呼気流速度)
*ヒップとウェストの比
*知能
*聴力
以下省略、論文 6 表3より
論文 7
Children of incest
Patricia A. Baird et al.
November 1982
The Journal of P E D I A T R I C S
当事者申告、又は、警察等関与による実際の近親相姦例については、医師(医学博士)による上記の古い論文で様々な現実の疾患例が紹介されています
(注) 4 ROH線分図
ROH線分図には、@FROH線分図(比率)ASROH線分図(ROHの長さに応じて数値合計)の2タイプがあり、本文掲載図は@のタイプであり、下記がイメージ図。
なお、本文掲載のFROH線分図に関しては、何らかの画像改変又はデータ操作がなされた可能性が高いと記事筆者は考えている。(=赤矢印の箇所は、現実にはもっと上方ではなかろうか?と見做している)


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