韓国の異常な国民性の
主原因は、多分遺伝子です






韓国人男性のメンタリティーの形成

朝鮮人男性の精神的形質は13世紀に形成された

李氏朝鮮における朝鮮半島の人々特に朝鮮人男性に対する西欧人の見解は非常に厳しいものである。日本人・中国人に対する見解とはまるで異なる。特に、イザベラ・バード・ビショップは、朝鮮・日本・中国をほぼ同じ時期に訪問し、記録を書き残しているので、3つの著作を比べれば一目瞭然であり、読んでみればわかるとしか言いようがない

西欧人が見た朝鮮半島の人々の真の姿 ご参照

これら西洋人の見解をまとめると、朝鮮人男性の心理的特性として@嘘と騙しA激情が抽出されると思われる。

(例)
@「朝鮮幽囚記」 ヘンドリック・ハメルp52 「彼らは盗みをしたり、嘘をついたり、騙したりする強い傾向があります。」
A「朝鮮事情」 C・ダレ P269 「成長した後は、男も女も見境のないほどの怒りを絶え間なく爆発させるようになる」
B「朝鮮紀行」 イザベラ・バード・ビショップ P406 「朝鮮の教育はこれまで愛国者や思想家や高潔の士を輩出せずにきている。
現時点で韓国人自身が自らをどのように考えているのかについては、一般的には「我々は優秀な民族」が韓国では国是中の国是であり、誰しもが疑いを全くさしはさまない。また、韓国人男性の激情についても、恐らくは否定する韓国人は皆無に近い。

@韓国の自然科学系研究環境及び論文発表数から見て、下記データは、絶対にありえない。韓国人(男性)は非常に特異な精神的形質を有していると断定する。

*全63もの国際的な自然科学関連学術賞の受賞者数
韓国 台湾 日本
受賞者数
0 11 221
人口 5000万 2400万 1億2600万

(出所:2018年筆者調べ。データ詳細は、コチラ。)


A韓国が完全な「病身国家」であることを端的に示すのは、下記データである

*韓国の出生率推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
1.17
1.05
0.98 0.92 0.84 0.81

(出所:韓国政府発表)


この記事は、現代韓国人は

@13世紀のモンゴル軍侵攻により、(男性)人口の大幅な減少をきたしたこと
Aその後に成立した李氏朝鮮では、同時期の中国・日本には全くない奴隷制により、特定の階層(両班)の男性のみが非常に多くの子孫を残したこと

この二つを主原因として、今日の韓国人男性の異常と言っていいレベルの極めて特異なメンタリティー=精神的形質が形成されたのではなかろうか?という視点から書いたものである。

なお、「朝鮮史研究入門」などと称し、巻末に非常に多数の在日韓国・朝鮮人による論文・著作リストを掲載する書籍では、
p106
「1260年の講和修好後、高麗は元との緊密な政治関係の下で存続することになる 」などと書いているが、1260年に元と高麗は、講和修好など元史によれば絶対にしていない。
このような「朝鮮史研究入門」が日本国内で平気で出版されていることは、2002年日韓共催ワールドカップサッカーと同様に、真に日本の恥辱に他ならず、朝鮮史の書き換え=単なる美化が朝鮮史の全時代を通じて行われていることの明確な証拠である。


朝鮮史を御存じでない場合には、モンゴルへの完全降伏後の高麗国王は、大元ウルㇲの征東行省の長官であると同時に朝鮮国王に大元ウルㇲ皇帝から任命されていたという二面性を有していた点に注意されたい。また、歴代の王妃は、モンゴル人であった(上記は、武田幸男氏による)

モンゴル軍の高麗侵攻と人口の大幅な減少

13世紀に朝鮮半島の男性に大きな遺伝的変化が生じた可能性が高い

@日本における高麗史の権威である武田幸男氏の高麗史日本伝によれば、モンゴル軍が高麗に侵攻する前の高麗前期の正規軍はほぼ45,000人であるとのこと。また、李蔵用(当時の高麗の宰相)という人物がクビライと面談した際の記述として下記画像のとおりであり、男性人口が大幅に減少したことはほぼ確実である。





A一回目の元寇である文永の役における高麗兵・水夫・船数については、「古代の高麗と日本」中で旗田氏は講演中で次のように述べている。

「高麗がその時負担したのは船が900隻、船は全部高麗で作ったわけです。それから軍隊が六千。六千というのはその当時の高麗が招集できるぎりぎりの軍隊だったらしいです。 それから水夫を六千七百出しています」

通常態勢で出せる限界(=5戸〜10戸に1名)で水夫・兵士の合計で12,700である。@でみるようにモンゴル軍侵攻前の高麗前期の正規軍は45,000であり、もし「その当時の高麗が招集できるぎりぎりの軍隊」が6,000であれば、いかにモンゴル軍侵攻により高麗において男性人口が激減したのかがわかる。しかし、船数が限られていたため、兵士の数を絞った可能性も否定しきれないが、屯田兵の存在からみてその可能性は否定される。C参照

なお、征東行省が設置され、事実上、大元ウルㇲに朝鮮半島が組み込まれた後の二回目の弘安の役の高麗動員兵数は、高麗の記録では、兵士9,960名、水夫17,029。
3戸1名程度のほぼ根こそぎ動員であったと推察される。(推定根拠について興味のある方は、https://www.hpcreating.com/php/blog/kakikomi/kourai.xlsx ご参照)

B「モンゴル帝国における戦争」川本正知奈良産業大学教授による論文によれば、下記の通り

「上述のハシャルは,中国では制度化され,漢人歩兵の徴集制度である「軍戸」制が設定された。兵を出した戸を軍戸として,軍徴発は必要に応じて「10丁に1卒」「1牌子(10戸)ごとに軍1名」「20戸毎に1名」「20丁ごとに1名」という基準で行われた。」

ABから、下記画像のようにパターン化して、モンゴル軍侵攻前の高麗の戸数とモンゴル軍侵攻後の戸数の減少率が推定できる。

武田幸男氏によればモンゴル軍侵攻前の高麗の正規兵数は、45000であり、この軍役を当時の高麗政府が概ね平均で何戸に1名徴集したのかから、モンゴル軍侵攻により人口が激減する前の高麗の戸数を推定でき、同様に、文永の役でモンゴル軍が平均で何戸に1名徴集したのか?から、パターン組合せで、戸数減少率を推定したものである。




当時のモンゴル軍は、チンギスカンによる現在の中東方面へのいわゆる「西征」その他において、その常習的戦法としてとして@モンゴル軍に対して石一つでも投げた場合には、抵抗と見なして男性はほぼ全員を殺戮するA戦わずに無条件降伏した場合(これが非常に多かったようである)には、都市住民のうちモンゴル軍に必要な技術を有する職人は捕虜とし、それ以外の男性は大量動員して次に攻略する城塞都市攻略時の土木工事兵・矢よけ兵と利用していた。一言で言えば、降伏しても「根こそぎ動員」して、次の城塞都市攻略時のモンゴル兵の損害を極小化する戦法である

文永の役でも、完全に同じ手法を採用したはずであり、高麗へのモンゴル軍侵攻により、当時の高麗の戸数は恐らくは85%〜90%程度も減少したと考えられる
人口の中国史(上田 信)表2−8によれば、同じ時期に隣接する中国遼寧省の戸数は90%減少したものと中国の研究者は推定している。一介の歴史マニアに過ぎない記事筆者の朝鮮に関する上記の戸数推計値は正しいものと確信している。人口は、恐らく25万〜45万人程度にまで激減したと思われる



C文永の役におけるモンゴル・高麗軍の人員数については、「大モンゴル帝国」 田村実造 によれば、下記のとおり。

「高麗は、6月中旬までに900艘の造船を終わった。征東軍の総数は高麗駐屯中の屯田軍5千、本国らの元軍1万5千の計2万名の他に、高麗の助征軍5、6千人」

ここで重要なのは、元軍2万のうち5,000人が屯田兵だった点である。

文永の役において、元軍2万の4分の一もが屯田兵であった点からも、当時の高麗において男性人口が急減少したことがわかる。男性人口が急減少したため、農業生産が困難となり屯田兵という形式をとらざるをえなかったのである。

実は、モンゴル軍侵攻前の朝鮮史は、日本とよく似た経緯を辿っている面がある。本論とは関係ないので詳細は省くが、モンゴル軍侵攻前は崔氏武臣政権という日本の鎌倉幕府と非常によく似た統治体制がとられていた。

モンゴル軍侵攻がなければ、朝鮮半島が日本の事実上の植民地となることは絶対になかったと記事筆者は言い切れる、恐らくこの時期において朝鮮人男性のメンタリティー=精神的形質に決定的な変化が生じたのである。モンゴル軍侵攻により、遠慮せずにハッキリと言えば、「嘘と騙しに長じた男性」が集団内に非常に多数を占める結果を招いたようだ。そうでなければ、生き残れなかったのであろう。高麗史でもモンゴルに寝返った者が確認しうる。高麗へのモンゴル軍侵攻が朝鮮史の決定的な分岐点であったことは、絶対に間違いない。


モンゴル軍侵攻による人口激減以降、朝鮮史は一切の自律的な動きを示さなくなってしまう。

そして、子孫を数多く残した特定の男性集団は、朝鮮史から見て2回生じている。1回目は上記モンゴル軍侵攻による男性の大量死と男女バランスの崩れ、2回目は500年以上にわたる李氏朝鮮独特の奴隷制度(奴婢)である。


二重構造モデルに関する歴史学者・遺伝学者・人類学者の見解


最近、日本において、いずれかの機関(韓国大使館?)が、「日本人と韓国人は、遺伝的にはほぼ同じ」という完全なデマ=意図的な嘘をインターネット上でかなりの費用を投じて流している。これに対する私の詳しい反論は、日本人と韓国人は遺伝的にはほぼ同じというデマご参照


@日本人起源に関する二重構造モデルとは当初古代人の人骨分析を専門とする人類学者が提唱し始めたものであり、次のとおり

倭人への道 中橋孝博(古代人人骨分析の専門家=人類学者)

「 いわゆる2重構造モデル、つまりもともと日本列島には現在のアイヌや琉球人の祖先になるような人々が住んでいたが、そこに大陸から異なった系統の人々が流入し、その影響で本州域の人々は変化したが、列島の両端にはその影響を受けなかった原住の人々が残ったのでは、というシナリオが改めて浮上してくる動きとなった」

Aここで、「大陸から異なった系統の人々」とあるが、歴史学者はほぼ100%近く朝鮮半島からとしている。中国満州は、当時は明らかに稲作不適地域であったことから、多くの歴史学者は中国山東半島→朝鮮半島→九州北部へ稲作が伝播されたと考える場合が多い。


ただし、九州北部の遺跡・遺物をまじかにいつでも見れる研究に最も有利な立場にある岩永省三 九州大学総合研究博物館教授は、

「しかし、朝鮮半島南部と北部九州の文化が最も類似するこの時期でも、朝鮮半島系の無土器文化の遺物・遺構だけで構成される遺跡はなく、朝鮮製・朝鮮系の遺物も少なく、無土器文化そのものに変わったわけではない。(略)渡来系文物を伝えた渡来人の数は、渡来系技術である土器制作時の外傾接合手法の様相から見て大量ではなく、独自のコロニーを作ることもなく縄文人の集落に吸収され共生していたとみられる。」と明言されている点が注目される (岩波講座 日本歴史 古代T

歴史学者の見解をそのまま採用すれば、今日の日本人の祖先は、日本列島土着のいわゆる縄文人と朝鮮半島から稲作と共に移住してきた韓国人の祖先であるということになる。

B遺伝学者の見解は二つに分かれている

*斎藤成也国立遺伝学研究所教授の見解

斎藤教授は、一番新しい論文Modern human DNA analyses with special reference to the inner dual-structure model of Yaponesianで、

Rice agriculture was introduced 3000 BP (e.g. Fujio, 2015; Nasu and Momohara, 2016) by the third-wave migrants whose homeland was somewhere in continental East Asia.

と述べておられる。歴史学者と異なり、朝鮮半島からとはしておられない。即ち、長く日本人の起源を探求し世界的に見てもトップクラスの集団遺伝学者ですら「朝鮮半島から」と明言できない状況である。

*若手遺伝学者2名は、下記論文で完全に歴史学者と同じ見解を採用している

Exploring models of human migration to the Japanese archipelagousing genome-wide genetic data
Naoki Osada (北海道大学大学院情報科学研究科准教授), Yosuke Kawai(国立国際医療センター)

上の遺伝学論文で、若手遺伝学者2名は、何の根拠も一切全く示すことなく、韓国人を日本人とほとんど同列に扱っているが、完全な誤りである。推測に過ぎないが、論文著者の方のうち1名は、DNAは日本人ではない可能性が極めて高い。そう言い切れるほどに、異様を極めた論文である。ヤポネシア チームは、いつまで経っても、日本人の起源の解明などできないであろう。

B人類学者の見解は、二重構造モデルの最大の提唱者である埴原和郎氏の有名な論文によれば、下記のとおりであり、斎藤教授とほぼ同一見解である

「渡来系弥生人の頭骨形態 は蒙古, 中国東北部および東シベ リアなどの極 端 な寒冷適応 をとげた集団との強い類縁性を示すのである。 この結果は, 渡来集団の起源が北 アジアにあることを示すと思われ る。したがって渡来集団は, まだ断定の段 階ではないが,おそらく彼らの原郷から朝鮮半島や中国北部を経由して日本に到達したのであろう」




李氏朝鮮の奴婢制度=奴隷制度

19世紀において同じ民族を奴隷とした唯一の例である

19世紀において、同胞即ち完全に同じ民族を奴隷(奴婢)とし、売買の対象としたのは、朝鮮のみであることは100%確実である。李氏朝鮮における支配階層である両班の主要な財産は、所有する土地と奴隷(奴婢)であった。この二点は絶対に確実な歴史的事実そのものである。

慶尚道大邸地方の戸籍分析の結果:表4身分別人口数とその比率
(四方博京城大学教授調べのデータを宮嶋博史氏が「明清と李朝の時代」でそのまま記載しているのを分かり易く改変し%のみ表示)

両班 良人 奴婢
1690年 7.4% 49.5% 43.1%
1729年 14.8%
52.8% 32.4%
1783年 31.9%
52.2% 15.9%
1858年 48.6%
20.1% 31.3%

上の表に見るように19世紀でも奴隷(奴婢)が30%を超えている。李氏朝鮮の奴隷は二タイプあり、普通に表現すれば、両班と一緒に住む内居奴隷と、完全に別に住む外居奴隷である。外居奴隷については、李朝末期にはほぼ消滅したようである。「19世紀半ばには奴婢戸は全体の1.5%とほとんど消滅するに至っている」(宮嶋氏)

p360
「李朝時代の奴婢は、公奴婢と私奴婢の2種類に大別されるが、後者が多数を占めた。私奴婢身の2種類があり、それらは身役奴婢と納貢奴婢と呼ばれる。前者は上典(奴婢所有者)の家内や周辺に居住しつつ、上典の家内労働や農耕労働に従事する奴婢である。独立した戸籍を持たない身役奴婢を特に率居とも呼んだ。後者の納貢奴婢は、独立した家計を営み、上典に対しては毎年定まった額の物品を上納する義務を負うだけであった。納貢奴婢の中には、上典の居住地と遠く離れて住む者もおり、 奴婢が上典の支配を逃れて、奴婢身分から抜け出す事例は、納貢奴婢の場合に多く見られた 17から18世紀における奴婢の売買価格の変化を見ると、婢が奴よりもはるかに高値で売買される傾向が強まってくる このことは農業労働における奴の役割が減少したのに対し、婢の家内労働における役割がさほど変わらなかったためであろうと思われる。奴婢の人口構成においても、婢の数が奴をはるかに上回るようになる。」
日本における典型的な朝鮮史美化運動家である姜在彦は、「婢女のばあいは、その所有者である両班の性欲のはけ口ともなった。」(ソウル 「世界の都市の物語」)などと書いているが、完全な美化に過ぎない。両班の主要な財産である奴隷(奴婢)を増やすためには、奴隷同士で増やすか又は両班自らが婢(女性奴隷)に子を産ませるしかない。

しかし、李朝末期の19世紀には、両班と別に住む奴隷(奴婢)はほぼ消滅し、両班と一緒に住む奴隷も上の枠内引用にあるように圧倒的に婢(女性奴隷)が多かったであろうからして、奴隷同士で増やすことは困難であり、両班自らが婢(女性奴隷)に子を産ませるしかない。

上に掲げた表の奴隷比率の推移を見られたい。
@1783年時点での奴隷比率の大幅な減少は、主に外居奴隷の減少による(宮嶋氏)Aその後、増加に転じているが、その原因は内居奴隷の増加、端的に言えば、女性奴隷が両班の子を多く産んだことによると考えて間違いない(婢が生んだ子は、父が誰であっても奴婢=奴隷とされた)

このことは、少なくとも、李朝末期〜1900年頃までにおいて朝鮮人男性の多くが、社会的身分は別として遺伝的には特定の男性集団(両班)の子孫であったことを意味する。

李氏朝鮮時代は、激しい党争の繰り返しである。言い換えれば、激情の発露の繰り返しである。韓国人男性の激情は、この時代に形成されたのであろう。
即ち、圧倒的に多くの子孫を残した両班に、激情家が非常に多かったのである。

慶尚道大邸地方のみのデータであり、C・ダレの朝鮮事情によれば、全羅道には両班はほとんどおらず、朝鮮半島北部(現在の北朝鮮)も両班が少ないという地域性を考慮しても人口分布は半島南部、特に穀倉地帯である忠清道・全羅道、両班が圧倒的に多かった首都漢陽を含む京畿道に集中していたであろうからして、概ね朝鮮半島全体の傾向ではなかろうかと考える

韓国人(男性)は遺伝的に精神面で、日本人・中国人と異なる固有の遺伝的形質=メンタリティーを有している

朝鮮人男性は最低でも50%以上、憤怒調節障害等の何らかのパーソナリティー障害を有している可能性が高い

以下3つの全ゲノムシーケンス論文からみて、韓国人遺伝子の特異性は疑問の余地がない。ヒトのDNAから見た真の姿は、分析コストの安い常染色体のみを対象とするSNP分析(一塩基多型分析)では絶対にわからない。全ゲノムシーケンス又は全エクソンシーケンス論文でなければ、わからないのだ!以下の論文引用内容が、如何に重大な内容であるのかを全ての日本人が知るべきである。英文引用内容を誇張して言えば、韓国人は、DNA異常民族であると言っているのに等しい内容である。

@2011年、韓国人による韓国人DNAの全ゲノムシーケンス論文(サンプル数10名)

A subset of the nsSNPs showed remarkably high allele frequencies among the Koreans studied compared to other populations, including Europeans and west Africans represented in the HapMap project.

nsSNPsは、非同義一塩基変異の略である。HapMap projectには日本人・中国人も含まれているが、韓国人は含まれていなかった。HapMap projectは、性染色体まで含めた完全な全ゲノムシーケンスデータである

A2014年、事実上はアメリカ食品医薬品局(FDA)による韓国人DNAの全ゲノムシーケンス論文(サンプル数35名)
「 In contrast with the SNVs common to other populations in HapMap and 1KGP, the Korean only SNVs had high percentages of non-silent variants, emphasizing the unique roles of these Korean only SNVs in the Korean population.」

non-silent variantsは、非同義変異と事実上同一である。正確に訳せば、非沈黙配列多様体=non-silent variants。

「We analyzed disease association by WebGestalt using the genes involved in non-synonymous SNVs in SNV-1 and SNV-35. Therefore, we inferred that special attention should be made for the Korean population when treated for the above mentioned terms related diseases, since other populations did not carry those Korean only SNVs. 」

B2018年、韓国人による全ゲノムシーケンス論文(サンプル数50名、Aと完全に同じシーケンスデータでサンプル数が+15名)

「Surprisingly, however, roughly half of the variants in ‘1000GP low frequency’ were classified as ‘frequent in KoVariome’.」

*KoVariomeとは、Korean Personal Genome Project=KPGPのことであり、このページで公表されている
(ただし、サンプル中にAによれば、白人女性とその子2人が含まれ、Bによれば親子等血縁のある者も多く含まれているので、112名中分析対象となりうるのは比較的少ない)
*1000GPは1000ゲノムプロジェクトのことであり、中国人・日本人は含まれ、韓国人は含まれていなかった。
1000GPには、フェーズ1・フェーズ2・フェーズ3があり、フェーズ1・フェーズ2では常染色体とX染色体を対象としていたが、フェーズ3で全染色体が対象となり完全な全ゲノムシーケンスデータとなった

上に論文から直接英文引用したように韓国人DNAの特異性は疑問をさしはさむ余地は全くない

この記事筆者が中国史・日本史と朝鮮史を比較し、大きく異なる点を抽出した結果が下記2点である。

@高麗へのモンゴル軍侵攻による人口の大幅減少(戸数ベースで85%〜90%程度減少)と男女人口比バランスの崩れ
A李氏朝鮮の奴婢(奴隷)制度により、両班という特定の階層の男性が、圧倒的に多くの子孫を残した可能性が高いこと

従って、上記3つの遺伝学論文に明記されているような韓国人遺伝子の特異性は、ほぼ確実に上記が主要因であると推察する。

そう考えれば、二重構造モデルにもかかわらず、高麗へのモンゴル侵攻後の日本と韓国の歴史の相違、両国の国民性の相違、上に掲げた全63もの国際的な自然科学関連学術賞の受賞者数の極度の差などが全て説明がつく。

「確かに、二重構造モデルは正しい。しかし、13世紀に朝鮮半島の男性は、精神面では大きく変質し、その後の李氏朝鮮時代の奴隷制度がそれを加速した」これが記事筆者の結論である。朝鮮史は、モンゴル軍侵攻以後、全く自律的な動きを欠いている。




参考文献一覧

大元ウルㇲ及び元寇関連
モンゴル帝国における戦争 遊牧民の部族・軍隊・国家とその定住民支配
東西におけるモンゴル「襲来」寺田龍男
元朝治下におけるモンゴル軍人と漢人奴蝉
元史 小林高四郎
モンゴル襲来の衝撃 佐伯弘次
疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元 杉山正明
大モンゴル帝国 田村実造
チンギスカンとモンゴル帝国 ジャンポール・ルー
大モンゴルの時代 世界の歴史9 杉山正明/北川誠一
世界史とつなげて学ぶ中国全史 岡本隆司
東アジアの変貌 小山正明(千葉大学教授)
モンゴル帝国の歴史 デービット・モーガン

2重構造モデル関連
二重構造モデル:日本人集団の形成に関わる一仮説 埴原和郎
岩波講座 日本歴史 古代T
古代史のなかの朝鮮文化―東アジア世界と日本 井上 満郎
弥生時代の開始:朝鮮半島から日本列島へ
山東省の古代文化と日本弥生文化の源流 考古学資料を中心として 蔡鳳書
交流する弥生人 高倉洋彰
日本人になった祖先たち 篠田謙一
日本人のなりたち 百々幸雄
人類大移動 印東道子 編
DNAでたどる日本人10万年の旅 崎谷満
DNA人類進化学 宝来 聡
DNAからみた日本人 斎藤成也
日本列島人の歴史 斎藤成也
倭人への道 中橋孝博
日本人の源流 斎藤成也
以下、二重構造モデルに関する遺伝学論文については、この記事を書いた時点(2021年5月29日)で多数あり面倒なため、このカテゴリーページからタイトルで判断して興味あれば見られたい。最近読んだもので、印象的であった論文3つのみ例示しておく
鳥取県鳥取市青谷上寺地遺跡出土 弥生後期人骨のDNA分析 篠田謙一・神澤秀明・角田恒雄・安達 登
Ancient genomes from the initial Jomon period: new insightsinto the genetic history of the Japanese archipelago
Modern human DNA analyses with special referenceto the inner dual-structure model of Yaponesian

朝鮮史関連
朝鮮史 旗田巍 岩波全書
歴史物語 朝鮮半島 姜在彦
朝鮮の歴史と文化 姜在彦
ソウル 姜在彦
H・ハメル『朝鮮幽囚記』に見られる朝鮮社会の4つの特徴 小川 隆章
本当は恐ろしい韓国の歴史 豊田隆雄
韓国通史 韓ウグン
明清と李朝の時代 岸本美緒(中国)宮嶋博史(朝鮮)
両班 宮嶋博史
高麗史日本伝 武田幸男 編訳
中国の歴史5 五代・宋(朝鮮関係のみ)
朝鮮史 武田幸男 編集
古代の高麗と日本 韓国文化院監修
朝鮮と日本の自他認識
韓国歴史地図 韓国教員大学歴史教育科 著
朝鮮の 「白丁」 身分の歴史的分析 徐知延
朝鮮 武田幸男、宮嶋博史、馬淵貞利
庶民たちの朝鮮王朝 水野俊平
高麗・李朝=やきもの物語 若林美智子
朝鮮半島の美術 吉良文男

その他
悲韓論 黄 文雄
朝鮮幽囚記 ヘンドリック・ハメル
朝鮮事情 C・ダレ 東洋文庫
中国奥地紀行 イザベラバード・ビショップ
新訳 日本奥地紀行 イザベラ・バード 金坂清則訳
朝鮮紀行 イザベラ・バード・ビショップ
世界歴史人口推計の評価と 都市人口を用いた推計方法に関する研究 林 玲子
*歴史人口学から見た生と死 9 鬼頭宏
人口の中国史 上田信


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